沿革
福知会の中心ともいえる「もみじヶ丘病院」は、往時の明智光秀の城下町福知山に昭和31年12月設立されました。当時、精神科医療機関は京都市内と府南部に集中し、医療、とりわけ精神科医療については当地方は過疎の状態でありました。
昭和30年に入り我が国も経済成長期に伴い貧困から繁栄へと社会世相が激変する中、当地域の有識者大いに憂い、急遽、精神科病院建設の声が高まり、京都府及び福知山市の指導並びに地元の協力によって設立されたのが当院の誕生の社会的背景であります。
以来、地道な努力を通じ、京都府北部の精神科医療施設として、中核的機能を果たすに至り、他の医療施設、保健所、各市町の福祉・家族会・共同作業所などとの有機的なつながりを持つ地域医療ネットワークを築いています。診療圏は府北部のみならず、兵庫県東部も含みます。地域への責任を追うべく、精神科救急医療のほか思春期・認知症・酒害者など対象とする疾病は多岐に及びます。「もみじヶ丘病院」は、緑に囲まれた丘陵に山荘風の病棟が建ち、自然環境にも恵まれています。春は桜、秋には紅葉と病院周辺の美しい自然の中を、小鳥のさえずりを耳にしながら散策される患者さんたちも数多くいらっしゃいます。
昭和31年12月 | 医療法人福知山紅葉丘病院 開設 病床数 96床 職員数 28名 |
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昭和33年6月 | 病棟増築(54床増床) 病床数 150床 職員数 63名 |
昭和43年6月 | 病棟増築(50床増床) 病床数 200床 職員数 86名 |
昭和55年4月 | 病棟増築(100床増床) 病床数 300床 職員数 109名 |
昭和55年9月 | 精神作業療法開始 |
昭和57年4月 | リハビリ棟開設 |
昭和57年6月 | 病棟増築(40床増床) 病床数 340床 職員数 141名 |
昭和57年8月 | 精神作業療法施設承認 |
昭和57年11月 | 喫茶室開設 |
昭和60年12月 | 内科、放射線科開設 |
昭和63年3月 | 病棟増築(50床増床) 病床数 390床 職員数 177名 |
平成3年5月 | 西病棟増築、会議棟新築 |
平成4年4月 | グループホーム設置の承認 |
平成7年11月 | 社会復帰センター棟(デイケア・作業療法)新築竣工 看護婦更衣棟新築竣工 |
平成8年1月 | 介護老人保健施設「さくら苑」開設 ショートケア開設 通所デイケア開設 老人在宅介護支援センター開設 |
平成8年4月 | 精神科デイケア開設 |
平成9年6月 | 診療所「もみじ」開設(亀岡市内) |
平成11年7月 | 精神療養病棟増築、既存病棟改修 |
平成15年10月 | クリニツク「まほら」開設(福知山市内) |
平成16年1月 | 法人名・施設名の変更 新法人名 医療法人 福知会 新法人名 院名 もみじヶ丘病院 |
平成16年3月 | 特定医療法人の承認 |
平成20年9月 | 精神療養病棟増築竣工 |
平成21年6月 | 既存病棟全面改修竣工 |
平成25年6月 | 認知症治療病棟「たんぽぽ」開設 |
平成26年2月 | クリニック「もみじ」新築移転 |
平成26年3月 | 精神科デイケア「なごみ」、クリニック「まほら」に移転 |
平成27年5月 | 重度認知症患者デイケア「はなもも」開設 |
平成28年11月 | サービス付高齢者向け住宅「花もみじ」開設 |
平成29年1月 | クリニック「もみじ」 重度認知症患者デイケア「ひまわり」開設 |
令和2年2月 | 精神病棟入院時医学管理加算承認 |
令和2年7月 | 社会復帰センター 患者サポート室 開設 |
令和4年6月 | 精神科デイケア 「ひだまり」 開設 |
令和5年10月 | インボイス制度の開始 福知会の適格請求書発行事業者登録番号「T6130005009910」 |
関連施設
- クリニック「まほら」(福知山市内)
- 介護老人保健施設「さくら苑」(福知山市内)
- デイ・ケア「なごみ」(福知山市内)
- 通所リハビリテーション「あすろ」(福知山市内)
- 重度認知症患者デイ・ケア「はなもも」(福知山市内)
- 精神科デイケアデイ・ケア「ひだまり」(福知山市内)
- 在宅介護支援センター「さくら苑」(福知山市内)
- クリニック「もみじ」(亀岡市内)
- 居宅介護支援事業所「さくら苑」(福知山市内)
- クリニック「もみじ」デイ・ケア(亀岡市内)
- グループホーム「福知山」(福知山市内)
- サービス付き高齢者向け住宅「花もみじ」
- 重度認知症患者デイ・ケア「ひまわり」(亀岡市内)